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ドイツ軍の手榴弾?

 Pixivにイラストを投稿しました。

handgrenades.jpg
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 第二次世界大戦におけるドイツ軍の手榴弾たちの図解イラストです。紹介しているのは「ポテトマッシャー」としておなじみの24年型、その簡易生産型の43年型、卵形の39年型、それと手榴弾として使用できた小銃擲弾用の榴弾となっています。
 さてドイツ軍の兵器と言えばゲルマン的凝り性が遺憾なく発揮され、高性能だがやたらと複雑というのがおおかたの印象でしょう。そしてそれは使い捨ての消耗品である手榴弾にまで及んだようで、24年型柄付き手榴弾の安全キャップにはバネが仕込まれており、内張りを柄の方へと押し付けて完全に密封するというやはり凝った仕組みだったそうです。無論これは信管が湿気らないようにするためだったのですが、同じ構造の中国の67式は柄の方に油紙が張り付けてあるだけの単純な構造である事を考えると、やはり生産型の低いつくりだったと考えざるを得ません。ドイツ軍上層部もそのことには気付いたようで43年型では柄の安全キャップそのものが廃止されています。まあ67式は投げる前に紙を破る動作が必要なので兵士にしてみれば24年型のほうがありがたかったかも知れません。
 しかし考えてみるとドイツの手榴弾はどれも着火するためにキャップをねじって外す必要があったわけです。戦闘直前にはキャップをあらかじめ外しておく場合もあったとはいえ、やはり咄嗟の場合困ったんじゃないでしょうか。(今ふと思いつきましたが銃が凍り付く東部戦線でキャップが固まって開かないなんてことは起きなかったのでしょうか。ただでさえグローブをはめた手では開けにくそうな気がします)そう考えるとやっぱり現在のレバー式は完成された構造なんですね。
 とここまでやたらとポテトマッシャーを貶める発言ばかりになってしまったので、いい部分も書いておくとやはり柄付き手榴弾の最大の利点はその威力にあります。他国の手榴弾の炸薬量がだいたい100gかそれ以下だったのにたいし24年型は170gもあります。柄付き手榴弾は投げるときに遠心力を利用できるので重たいながらも飛距離を伸ばせるのです。そのぶんかさばるしコントロールも難しいのですが。
 後今回資料をあたっていて驚いたのが小銃擲弾用の榴弾が手榴弾としても使用できるということ。資料には対人用しかのってなかったので詳しくはわかりませんが、ひょっとすると対戦車用の成形炸薬弾とかも手榴弾がわりになったのでしょうか。もし出来たとしたらやはり絶大な威力があったのか。それとも成形炸薬弾は前方に威力が集中するから案外使い勝手は悪かったのか。ますます興味は尽きません。この手の図解って描いてるうちに分からない事が出てくるのが最大の楽しみでなんでよね。まあそれが途中で挫折する最大の理由でもあるのですが。
 というわけで今回はここまで。次回作にご期待ください!
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