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San Rafael

だんだんと書評ブログと化しつつある生命の躍進分館。今回も本の紹介です

San Rafael: A Central American City Through the AgesSan Rafael: A Central American City Through the Ages
(1992/10)
Xavier Hernandez、Ballonga 他

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中央アメリカの都市「サン・ラファエル」の歴史の緻密なイラスト図解です。紀元前1000年頃の密林の集落から始まり、ピラミッドの林立するマヤ文明の大都市となり、スペインの植民地を経て、近代的ビルとスラム街で構成された典型的中米都市となる20世紀後半までの歴史が網羅されています。本の構成は各年代毎の都市の俯瞰図と、その年代の建築や風俗を様々な視点で切り取ったイラスト集となっていて、私の愛する「眺めているだけで楽しい本」です。
 そして本書の最大の特徴はサン・ラファエルがいかなる地図にも登場しない架空の都市であるという点です。つまりは『雑想ノート』や『馬車馬大作戦』と同じ「ウソ歴史」というわけです。しかしサン・ラファエルの建築群や自然の描写は実に具体的かつ緻密で膨大な知識に裏付けられています。講談師見てきたような嘘をつきという諺がありますが例えばフィクションの架空世界でも読み手を納得させる重厚な世界を設定するには相応の知識が必要なわけです。
 本書は歴史や建築愛好家のみならず多分ファンタジー好きの方も楽しんでいただけるはずです。他にも色々とシリーズが出ているのでそちらもいずれは紹介していきたいです。(日本語版もあるのですが絶版のようでアマゾンでとんでもない値段になっています)
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